ランタンのマントルの寿命ってどれくらいなの?
毎回交換する?
長持ちさせるコツはある?
こういった悩みに答えていきます!
ホワイトガソリンランタンやガスランタンの購入を考えている方の中には『マントルの寿命はどれくらいなのか』気になる方もいるのではないでしょうか?
結論から言うと、『マントルは穴が空いたり壊れるまで何度でも使えます!』
ただし、マントルの寿命は使う人次第。
交換方法を間違えたり、正しい取り扱いをしないとマントルの寿命を縮めてしまうこともあります。
そこで、この記事ではランタンのマントルの基礎知識から交換時期、長持ちさせるポイントまで徹底解説します!
マントルを理解してランタン購入のハードルを下げていきましょう!
↑ガソリンランタン!ワンマントルvsツーマントル【比較レビュー】の記事ではColemanのワンマントルランタンとツーマントルランタンをを実際に使い、徹底比較しているのでこちらも参考にしてください。
マントルの基礎知識
ホワイトガソリンランタンやガスランタンの光源となるのが、合成繊維で作られた袋状の「マントル」です。
LEDランタンでいうところの電球部分なので、マントルがないとランタンとして機能しません。
マントルの中にガスを溜め、それを燃焼させることで発熱し、発光する仕組みとなっています。
マントルはそのままでは使えず、一度「カラヤキ」という作業を行って灰状にしなくてはなりません。
カラヤキをしたマントルはとても脆く、指先で触れただけでも壊れてしまうことがあるので注意が必要です。
マントルの寿命
「マントルは毎回交換するもの」と思ってる方もいるようですが『穴が空いたり壊れるまで何度でも使えます。』
『マントルは50時間から100時間以上もの使用が可能』と言われることがありますが、これは使用方法や保管方法などが大きく関わってくるので使う人次第です。
1回(1夜)の使用で穴が空いてしまうこともあれば、20回(20夜)以上使えることだってあります。
『マントルは壊れるまで何度でも使えるけど、いつ壊れてしまうかわからないもの』と考え、マントルの替えは常に持っておくようにしましょう。
私が5年間ホワイトガソリンランタンを使ってみた感覚としては平均10回(10夜)前後で交換時期かなと思います。
マントルを交換するタイミング【3つ】
マントルを交換するタイミングは次の3つです。
①壊れた時
②穴が空いた時
③以前より暗く感じるとき
順番に解説します。
交換時期①壊れた時
前述しましたが、カラヤキしたマントルはとても脆いです。
着火の際にチャッカマンの先端で触れてしまったり、ランタンに衝撃を与えたりすると簡単に壊れてしまいます。
壊れてしまったときは使用方法や保管方法を見直し、次回からはより長持ちさせられるように改善できるといいですね。
交換時期②穴が空いた時
何度か使用していると劣化により、マントルに小さな穴が空いてきます。
小さな穴なので問題ないように思うかもしれませんが燃費が悪くなるので要注意。
また、穴から熱が漏れてホヤガラスを損傷させるなど、思わぬ故障につながってしまう可能性もあります。
使用する前はマントルを確認し、穴が空いていたら速やかに交換しましょう。
交換時期③以前より暗く感じるとき
以前よりも暗く感じた時も交換のタイミングです。
何十回も使用していると少しずつマントルも劣化していき、徐々に光量が減少していきます。
メインランタンはサイト全体を照らす役割だけでなく、食卓から少し離れた場所に設置して誘虫灯の役割も担います。
光量が弱いと虫が食卓のサブランタンに寄ってきてしまうリスクが上がるので、暗く感じてきたら交換して明るさを取り戻しましょう。
マントルを長持ちさせるポイント【2つ】
冒頭でも言った通り、マントルの寿命は使う人次第です。
マントルを長持ちさせるポイントは次の2つです。
①衝撃を与えない
②カラヤキを正確に行う
順番に解説します。
ポイント①衝撃を与えない
ランタンになるべく衝撃を与えないことが、マントルを長持ちさせる最大のポイントです。
マントルを繰り返し使うにはランタンにマントルを装着したまま持ち運び・保管をしなければいけません。
特に注意したいのが持ち運びの時。
車移動の際に振動で倒れたり、置くときにガサツに扱って衝撃を与えてしまうとマントルは壊れてしまいます。
マントルを装着したランタンはケースに入れ、縦置きで保管・持ち運びしましょう。
ポイント②空焼きを正確に行う
「空焼き」とは、マントルに付いた不要な合成繊維を燃やして灰状にし、発光部分のみを残す作業です。
空焼きを正確に行わないとマントルが偏った形になり、明かりムラの原因や、寿命を縮めてしまう要因につながるので注意が必要です。
空焼きをする際は、
- マントルにしわが寄らないように膨らませるように取り付ける
- マントルの取り付け位置を合わせる
- マントルの下部から火をつけ、完全に灰状になるように燃やす
といったことなどに注意しましょう。
空焼きの仕方は使用するランタンによって異なります。
必ず使用するランタンの説明書や公式動画を確認しましょう。
マントルランタンおすすめ【5選】
マントルを使用するランタンを5つ紹介します。
気になるものがあったら商品ページで詳細を確認してください。
Coleman|ワンマントルランタン
燃料 | 明るさ | 点灯時間 |
---|---|---|
ホワイトガソリン | 約130W相当 | 約7.5~15時間 |
- ロングライフデザイン賞を受賞したColemanの代名詞のランタン
- 低温時でも安定の明るさを保つガソリンランタン
- 130W相当の明るさでテントサイトを明るく照らす
- グリーン、レッドの2色展開
Coleman|パワーハウス(R)ツーマントルランタン
燃料 | 明るさ | 点灯時間 |
---|---|---|
ホワイトガソリン | 約190W 相当 | 約7~14 時間 |
- 定番人気のツーマントルタイプ
- 低温時でも安定の明るさを保つガソリンランタン
- 190W相当の明るさでテントサイトを明るく照らす
Coleman|ノーススター(R) チューブマントルランタン
燃料 | 明るさ | 点灯時間 |
---|---|---|
ホワイトガソリン | 約230W相当 | 約7~14時間 |
- チューブ型マントルならではの大光量(約230W相当)
- 低温時でも安定の明るさを保つガソリンランタン
- ライター不要の自動点火装置付
Coleman|2500 ノーススター(R)LPガスランタン
燃料 | 明るさ | 点灯時間 |
---|---|---|
OD缶 | 約200W相当 | 約4~8時間(470g缶使用時) |
- マントルはワイヤークリップでワンタッチ取付可能
- キャンプサイトを照らす320キャンドルパワーの大光量
- ライター不要の自動点火装置付
- 3色から選べるカラーバリエーション
UNIFLAME|フォールディングガスランタン UL-X
燃料 | 明るさ | 点灯時間 |
---|---|---|
CB缶 | プレミアムガス:240W相当 レギュラーガス:210W相当 | プレミアムガス:約4時間 レギュラーガス:約5時間 |
- カセットボンベを燃料に用い、低燃費と高照度を両立
- ホヤ(ガラス部)がボディ内部に収納でき、安全&コンパクトに収納
- ライター不要の圧電点火方式
最後に:マントルを理解したらマントルランタンにチャレンジしてみよう!
『マントルは穴が空いたり壊れるまで何度でも使える』ということがわかってもらえたと思います。
マントルを交換するタイミングは3つ。
①壊れた時
②穴が空いた時
③以前より暗く感じるとき
この場合は速やかに交換しましょう。
マントルを長持ちさせるポイントは2つ。
①衝撃を与えない
②カラヤキを正確に行う
特に、衝撃を与えないことが1番重要になってくるのでランタンの取り扱いには気を付けましょう。
マントルを使用するランタンは明るいものが多く、LEDとは違った暖かみのある明かりが特徴的です。
特に、ガソリンランタンはメンテナンスを行うことで一生モノのギアとして使えますよ。
↑ガソリンランタン!ワンマントルvsツーマントル【比較レビュー】の記事ではColemanのワンマントルランタンとツーマントルランタンをを実際に使い、徹底比較しているのでこちらも参考にしてください。
マントルランタンをゲットしてキャンプを楽しみましょう!
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