「今度初キャンプに行くけどマナーってあるのかな?」
「どういうことをすると迷惑になるんだろう?」
「キャンプの最低限のマナーを教えて!」
こんな疑問に答えていきます!
近年のキャンプブームでキャンプを始める人が増えてきましたよね。
それに比例してマナーを守れていないキャンパーも増えてきている気がします。
マナーを守れている人を見ると「あの人はキャンプ慣れしてるなあ」と感じますが、
マナーを守れていない人を見ると「あの人は初心者なのかな?もう少し周りのことも考えられないのかな?」と残念な気持ちになります。
この記事では、キャンプの最低限のマナーを7つあげました。
特に初心者の方はキャンプに行く前にこの記事を確認し、みんなが気持ちよくキャンプを楽しめるように予習しておきましょう。
それでは早速見ていきましょう!
キャンプ場のルールを守る
大前提としてキャンプ場のルールをちゃんと守りましょう。
次の項目から詳しく解説していきますが、たき火のやり方や消灯時間、ごみの始末など、キャンプ場によってルールは様々です。
多くの場合はチェックインの際にルールや注意事項が書かれた紙をもらうか、口頭で説明があります。
まずは各キャンプ場のルールをしっかりチェックして、みんなが気持ちよくキャンプを楽しめるようにしましょう。
トイレ・炊事場をきれいに使う
トイレ・炊事場などの共用スペースはきれいに使いましょう。
特にマナー違反が目立つのが炊事場です。
フライパンに残った油や、食器に残ったご飯粒や食べ残しをそのまま排水溝に流して放置している人がいます。
自分の家ならそれでも構いませんが、炊事場はみんなが使う共有スペースです。
次に使う人はすごく不快に感じてしまいますので必ず掃除してから戻りましょう。
~ここで私がいつもやっているやり方を紹介します~
①調理器具や食器に残った油や残飯をキッチンペーパーでふき取りごみ袋に捨てる。
②炊事場で調理器具や食器を洗う。
③炊事場を掃除して戻る。
この①をやるだけで炊事場も汚れにくいし、洗い物が楽になりますよ。
食器などは食べ終わったらすぐにキッチンペーパーでふき取ると汚れが落ちやすいです。
また、キャンプ場によっては環境にやさしい洗剤を使用しなければならないこともあるので確認しましょう。
たき火のやり方
キャンプ場のほとんどはたき火をやる時にたき火台の使用を義務付けています。
地面へのダメージを防ぐためにたき火台は必ず使用しましょう。
また、最近はたき火台の下に敷く「たき火シート」の使用を義務付けているキャンプ場もよくみかけます。
こちらも爆ぜた薪から地面を守るためのものなので、特に芝生サイトでは積極的に使いましょう。
キャンプ場でたき火シートの使用を義務付けていないのに使っている人を見ると、「あの人はマナーがいいな」と毎回思いますね。
たき火の後の始末にも注意が必要です。
燃え残った炭は土に埋めてはいけません。
「木だから自然に還るだろう」と思う人がいるかもしれませんが、炭は自然に還らないんです。
特に海でのキャンプやBBQで砂に埋めて帰ったり炭を放置して帰ってる人がいますが自然に還らないし、裸足の人が大勢いるので大変危険です。
燃え残った炭は完全に消火してからキャンプ場指定の場所に捨てるか、火消しツボに入れて持ち帰り、各自治体の指定された方法で捨てましょう。
火消しツボを持ってるといつでも消火できるので便利ですよ。
騒音をたてない
スピーカーを持参し、大音量で音楽を流している人もマナー違反です。
中にはギターを持ち込んで、たき火を囲んで大合唱しているグループも見かけたことがあります。
(さすがに管理人さんに注意されていましたが…。)
キャンプ場では静かに時間を過ごしたい人や、自然の音に癒されたい人もいるので、周りの人のことも考えましょう。
私は正直に言うとスピーカー反対派です。
川の音や鳥のさえずりやたき火の音など、自然のBGMで癒されています。
ごみの始末
ごみ捨てはキャンプ場の指示に従いましょう。
持ち帰りなら置いて行かずに持ち帰り、キャンプ場に捨てられる時はきちんと分別して捨てましょう。
「なにを当たり前のことを書いているんだ」と思われる方がほとんどだと思いますが、分別されずにごみ捨てされているのを何度も見たことがあります…。
恥ずかしいのでちゃんと分別しましょう。
今まではごみを捨てて帰れたのにコロナの影響で持ち帰りになっていたなんてこともあるので確認してください。
また、残飯などを「自然に還るから」とその辺に捨てることは絶対にやめましょう。
次の利用者も気分が悪いし、野生動物が寄ってきてしまう危険性もあります。
自然環境のためにもごみ捨てはキャンプ場の指示に従いましょう。
消灯時間を守る
消灯時間にも気を配りましょう。
キャンプ場は自然の中にあり、街中ほど明かりがありません。
その中で消灯時間を過ぎてもランタンが灯っていたりするのは不自然ですよね?
早寝早起きして早朝の時間を楽しみたい人もいるので、眠りを妨げる迷惑な行為になります。
キャンプ場の決まりに消灯時間があればそれを守り、決まりがなくても21時には声のボリュームを落とし、22時には明かりを消すようにしましょう。
早起きして静けさの中、自然を感じながら散歩すると気持ちいいですよ。
チェックイン・チェックアウトの時間を守る
キャンプ場によってチェックイン・チェックアウトの時間が異なります。
ほとんどの場合、チェックインは〇時から丸〇時の間、チェックアウトは〇時までと決まっています。
特に初心者はチェックアウト時間に気を付けましょう。
テントの撤収や片づけ作業などは慣れていないと時間がかかってしまうものです。
そのため、時間配分がわからず「1時間でできると思っていたら2時間かかって時間を過ぎてしまった」ということにもなってしまいます。
チェックアウト時間を過ぎることは、管理人さんや次の利用者に迷惑がかかります。
慣れるまでは余裕をもって早めにかたずけ始めるようにしましょう。
レイトチェックアウトが可能な場合は延長を利用してみるのもいいですね。
私は朝はゆったりしていたいので延長することが多いです。
1時間延長だけでも心の余裕が全然違いますよ。
まとめ
今回の記事では最低限のマナーを7つあげてみました。
キャンプをやっていると他にもマナーの善し悪しがみえてきます。
その都度上級キャンパーの振る舞いを観察し、マネしていきましょう。
キャンプ場は自分だけの場所ではなく、大勢の人が利用しています。
みんなが気持ちよくキャンプできるようにしたいですね。
マナーのいい人を見習って「あの人はキャンプ慣れしてるなあ」と思われるようになっていきましょう!