- キャンプでホットカーペットを使うメリット・デメリットを知りたい人
- ホットカーペットの選び方を知りたい人
- ホットカーペットのおすすめを知りたい人
秋冬キャンプの暖房アイテムとして人気を集めているホットカーペット。
初期費用も安く、使い方も簡単に暖を取ることが出来るので、初心者キャンパーさんにもおすすめです。
一方で、サイズや種類が多いため、自分に最適なホットカーペットの選び方を知りたい方も多いでしょう。
この記事ではホットカーペットのメリット・デメリットや、選び方を徹底解説し、ホットカーペットのおすすめ【5選】も紹介していきます!
お気に入りのホットカーペットを見つけて快適なキャンプを楽しみましょう!
キャンプでホットカーペットを使うメリット・デメリット
キャンプでホットカーペットを使うメリット・デメリットを紹介していきます。
ホットカーペットのメリット
ホットカーペットのメリット
- 費用が安い
- 簡単に使える
- 底冷えを解消してくれる
- 一酸化炭素中毒や火事の心配が少ない
ホットカーペットは費用が安く、簡単に使えるので初心者キャンパーさんも取り入れやすいです。
もちろん家でも使えるので、頻繁にキャンプに行かない方でも購入のハードルは低いでしょう。
底冷えを解消してくれるので床に座っても暖かく快適。
SNS映えする「お座敷スタイル」や「こたつスタイル」が簡単に出来てしまいます。
また、火を使わないのでストーブなどに比べて一酸化炭素中毒や火事の心配が少なく、安全に寒さ対策をすることができますよ。
ホットカーペットのデメリット
ホットカーペットのデメリット
- テント全体を暖められない
- 電源の確保が必要
ホットカーペットはテントの床を暖めてくれますが、テント全体を暖めることはできません。
テント全体も暖めたい方は石油ストーブなどと併用し、暖かさをアップしましょう。
また、電源の確保は必須!
電源が取れるキャンプ場を選ぶか、ポータブル電源の用意が必要です。
キャンプでのホットカーペットの使い方
キャンプでホットカーペットを使う時は敷く順番に気を付けましょう。
敷く順番を間違えたり、インナーシートを使用しないと暖房効率が悪くなってしまいます。
~ホットカーペットを敷く順番~
結露対策、浸水対策にグランドシートは必ず使いましょう。
お手持ちのテントを設営します。
インナーシートや銀マットを敷くことで地面からの冷気を防ぎます。
インナーシートや銀マットの上に設置することでホットカーペットの暖房効果を引き出せます。
ラグやカバーを敷くことでホットカーペットの汚れを防いだり、低温やけどのリスクも減らせます。
サイトもおしゃれになりますよ。
以上の順番を守りましょう。
テーブルを置いて、上にシュラフや掛布団をかぶせて「こたつスタイル」を作るのもいいですね。
ホットカーペットの選び方【3つのポイント】
ホットカーペットを選ぶ際には絶対に確認してほしいポイントが3つあります。
- サイズ
- 消費電力
- 機能性
この3つのポイントを確認することで自分に最適なホットカーペットを選ぶことができますよ。
順番に解説していきます!
サイズ
ホットカーペットはテントの大きさや使用人数に合ったサイズを選びましょう。
テントサイズピッタリのものを選ぼうとしてしまいがちですが、モノを置くスペースなどの人がいないスペースまでホットカーペットを敷く必要はありません。
必要以上に大きい物を選んでしまうと初期費用や消費電力が高くなってしまい、財布や環境に余計なダメージを与えてしまいます。
使用する人数が座ったり寝転んだりするのに必要な最小限のサイズを選ぶといいでしょう。
▼ホットカーペットの平均的なサイズ目安は以下のとおりです▼
1畳 | 約88×176cm |
---|---|
1.5畳 | 約128×176cm |
2畳 | 約176×176cm |
3畳 | 約195×240cm |
4畳 | 約195×290cm |
- テントサイズや、使用する人数・スペースをイメージして最適なサイズを選ぶ
消費電力
ホットカーペットにはもちろん電源が必要。
そこで確認したいのが、「定格消費電力」です。
定格消費電力とは、製品が最大効率で動作している時の消費電力を表しており、安全な使用を保証するための基準となります。
実際の消費電力は定格消費電力よりも低くなるのが一般的ですが、定格消費電力で考えておくと安心でしょう。
定格消費電力の目安はサイズにより異なります。
メーカーによって多少の差はありますが定格消費電力の目安は以下のとおり。
1畳 | 200W 程度 |
---|---|
1.5畳 | 350W 程度 |
2畳 | 500W 程度 |
3畳 | 700W 程度 |
4畳 | 850W 程度 |
キャンプ場でホットカーペットを使用するためにはこの定格消費電力を気にする必要があるのですが、
- 「電源付きサイト」を利用するか
- 「ポータブル電源」を利用するか
で考え方が違ってきます。
順番に見ていきましょう。
【電源付きサイトの場合】
電源付きサイトはバッテリーを気にしなくていいので連続使用していても問題ありません。
ですが自宅とは違い、キャンプ場で使える電力は限られています。
最大1,000~1,500W程度のキャンプ場が多いと思います。
それに対して一般的なホットカーペットの定格消費電力はサイズにより200~850W程度なのでオーバーしてしまうことは考えにくいですが、他の家電も使う方は注意しましょう。
- 「キャンプ場で使用できる電力」と「ホットカーペットの定格消費電力」を確認
【ポータブル電源の場合】
使用するポータブル電源の容量に応じて、ホットカーペットの定格消費電力を意識して選ぶ必要があります。
ポータブル電源の容量は「Wh(ワットアワー)」で示されているので、以下の計算式で使用可能時間の目安を算出できます。
ポータブル電源容量(Wh)÷ホットカーペット定格消費電力(W)=使用可能時間
▼(例)1,000Whの容量のポータブル電源でホットカーペットを使用した場合▼
ホットカーペットの定格消費電力 | 使用可能時間の目安 |
---|---|
200W (1畳のホットカーペット程度) | 約5時間 |
350W (1.5畳のホットカーペット程度) | 約2.8時間 |
500W (2畳のホットカーペット程度) | 約2時間 |
700W (3畳のホットカーペット程度) | 約1.4時間 |
850W (4畳のホットカーペット程度) | 約1.1時間 |
電源付きサイトじゃない場合は、「容量の大きいポータブル電源を選ぶ」か、「より消費電力の少ないホットカーペットを選ぶ」といったバランスを意識しておく必要があります。
- 「ポータブル電源の容量」と「ホットカーペットの定格消費電力量」から使用可能時間の目安を確認
機能性
キャンプでホットカーペットを使う際には機能面にも注目です。
特に、屋外で使用するので、『ダニ退治機能』は欲しいところ。
自分が気になる機能を備えたホットカーペットを選びましょう。
▼ホットカーペットによくある機能▼
- ダニ退治
- 〇段階温度調整
- 暖房面積切り替え
- 切り忘れタイマー
- 省エネモード
- 自分が欲しい機能が備わっているものを選ぶ
- ダニ退治機能は必須
キャンプで使えるホットカーペットのおすすめ【5選】
ホットカーペットのおすすめ5つを紹介していきます。
サイズや消費電力などをチェックしながら自分に合うものを見つけてみてくださいね。
アイリスオーヤマ|ホットカーペット
種類 | サイズ | 消費電力 | 重量 | 素材 | 機能 |
---|---|---|---|---|---|
1畳 | 約176×約88cm | 200W | 1.5kg | ポリエステル | ダニ退治機能 5段階温度調整 |
1.5畳 | 約180×約126cm | 370W | 2.2kg | ダニ退治機能 5段階温度調整 6H自動電源オフ | |
2畳 | 約176×約176cm | 500W | 2.9kg | ダニ退治機能 5段階温度調整 6H自動電源オフ 暖房面積切り替え | |
3畳 | 約195×約235cm | 740W | 4.2kg |
山善|ホットカーペット
種類 | サイズ | 消費電力 | 重量 | 素材 | 機能 |
---|---|---|---|---|---|
1畳 | 約175×約88cm | 200W | 1.4kg | ポリエステル | ダニ退治機能 5段階温度調整 |
1.5畳 | 約180×約125cm | 355W | 2.1kg | ダニ退治機能 5段階温度調整 6H自動電源オフ | |
2畳 | 約175×約175cm | 520W | 2.8kg | ダニ退治機能 5段階温度調整 6H自動電源オフ 暖房面積切り替え | |
3畳 | 約195×約235cm | 710W | 4.0kg |
パナソニック|ホットカーペット
種類 | サイズ | 消費電力 | 重量 | 素材 | 機能 |
---|---|---|---|---|---|
2畳 | 約176×約176cm | 490W | 3.2kg | ポリエステル | ダニ対策機能 多段階温度調整 2/4H切タイマー 8H自動電源オフ 暖房面積切り替え 省エネモード |
3畳 | 約190×約241cm | 710W | 4.6kg |
TEKNOS|ホットカーペット
種類 | サイズ | 消費電力 | 重量 | 素材 | 機能 |
---|---|---|---|---|---|
1畳 | 約180×約90cm | 200W | 1.5kg | ポリエステル | ダニ退治機能 多段階温度調整 |
1.5畳 | 約180×約125cm | 360W | 2.3kg | ダニ退治機能 多段階温度調整 6H自動電源オフ | |
2畳 | 約176×約176cm | 500W | 2.84kg | ダニ退治機能 多段階温度調整 6H自動電源オフ 暖房面積切り替え | |
3畳 | 約195×約235cm | 720W | 4.5kg | ||
4畳 | 約195×約290cm | 850W | 不明 |
MORITA|電気カーペット
種類 | サイズ | 消費電力 | 重量 | 素材 | 機能 |
---|---|---|---|---|---|
1畳 | 約176×約88cm | 200W | 約1.53kg | ポリエステル | ダニ退治機能 多段階温度調整 |
2畳 | 約176×約176cm | 500W | 約2.83kg | ダニ退治機能 多段階温度調整 6H自動電源オフ 暖房面積切り替え | |
3畳 | 約195×約235cm | 740W | 約4.06kg | ||
4畳 | 約195×295cm | 880W | 約5.15kg |
最後に:ホットカーペットで秋冬キャンプを快適に
ホットカーペットは初期費用も安く、簡単に暖が取れるので防寒対策に最適です。
「サイズ」、「消費電力」、「機能性」を確認してから買うことが重要ですね。
自分に合ったホットカーペットをゲットして快適なキャンプを楽しみましょう!