キャンプ用ツーバーナーが欲しいけどどうやって選べばいいのかな?
おすすめを知りたいな。
こういった疑問に答えていきます!
キャンプでも手軽に調理ができるツーバーナー。
ファミリーキャンプや大人数でのキャンプには欠かせないギアだと思います。
私も実際にツーバーナーを使用していますがとても便利で重宝しています。
この記事ではキャンプ用ツーバーナーの選び方を徹底解説し、ツーバーナーのおすすめ【7選】も紹介していきます!
お気に入りのツーバーナーを見つけて快適なキャンプを楽しみましょう!
\ 記事の後半でツーバーナーのおすすめを紹介 /
ツーバーナーとは
ツーバーナーとは、キャンプなどで使える、アウトドア用の2口コンロです。
たき火やBBQなど、火起こしをしなくても調理ができるのでキャンプ初心者でも手軽に調理を楽しめます。
2種類の同時調理が可能なので、ファミリーキャンプや大人数でのキャンプで大活躍します。
キャンプ場でも自宅のキッチンと同じような感覚で調理することができますよ。
キャンプ用ツーバーナーの選び方「5つのポイント」
キャンプ用ツーバーナーを選ぶ際には絶対に確認してほしいポイントが5つあります。
- 燃料タイプ
- 火力
- 燃焼時間
- 機能性
- サイズと重さ
この5つのポイントを確認することで自分に最適なツーバーナーを選ぶことができますよ。
順番に解説していきます!
【燃料タイプ】
キャンプ用ツーバーナーを選ぶ際に1番重要なのが燃料タイプです。
- CB缶
- OD缶
- ホワイトガソリン
の3タイプに分かれます。
それぞれ特徴が違うので自分に合ったものを選びましょう。
CB缶
CB缶(Cassette Gas Bombe)は家庭用のカセットコンロなどによく採用されているガス燃料です。
一番身近で一番手軽な燃料です。
特徴 |
ガス缶をセットするだけで使用可能 着火が簡単で初心者でも扱いやすい スーパーやコンビニなどでも容易に入手可能 CB缶はものにより安く買える 寒い場所での使用では火力が弱まってしまう |
こんな人におすすめ! |
とにかく手軽に使いたい人 燃料を簡単に手に入れたい人 |
OD缶
OD缶は(OutDoor)はアウトドアでの使用を想定して作られたガス燃料です。
110g、250g、500g程度の3サイズを展開しているメーカーが多いため、自身の用途に合わせてサイズを選ぶことができます。
特徴 |
ガス缶をセットするだけで使用可能 着火が簡単で初心者でも扱いやすい 寒い場所での使用でも安定した火力を得られる アウトドアショップなどの専門店に行かないと購入できない ランニングコストが高い |
こんな人におすすめ! |
手軽に使いたい人 寒いときでも安定した火力が欲しい人 |
ホワイトガソリン
ホワイトガソリンは原油から精製される揮発性燃料です。
※車でおなじみのガソリンとは全く別物です。
使用時には燃料タンクへ空気を送り込む「ポンピング」が必要なのですが、このひと手間をメリットに感じるかデメリットに感じるかは意見が分かれるでしょう。
特徴 |
寒冷地での使用でも安定した火力を得られる 風が吹いてる場所でも安定した火力を得られる ランニングコストが安い ポンピングなど上級者感が出るし愛着もわく ポンピングなど着火に手間がかかる 燃料の抜き取り作業などのメンテナンスも必要 |
こんな人におすすめ! |
寒冷地での使用を考えている人 ポンピングなどのひと手間も楽しみたい人 メンテナンスをして一生モノのギアが欲しい人 |
また、ランタンなどのギアと燃料の種類を合わせるという選択もあります。
違う燃料でも大して場所をとったりするようなものではありませんが、統一してあれば予備燃料も1種類だけで済むので楽ですよね。
私はツーバーナーもランタンもホワイトガソリンで統一しています。
【火力】
快適な料理をするうえで重要なポイントが火力です。
火力は発熱量を見ることで確認できます。
従来の家庭用コンロの場合、高火力バーナーの火力は3610kcal、標準バーナーの火力は2550kcalというのが一般的となっています。
そのため、最低でも2500kcal以上というのが一つの目安になるでしょう。
もちろん発熱量が高ければ高いほど、早く熱することができますよ。
【燃焼時間】
燃焼時間は燃料の種類や量によって変わってきます。
ファミリーキャンプなどの大人数でツーバーナーコンロをフル活用する場合や、煮込み料理などを作ることが多い方は燃焼可能時間をあらかじめ把握しておきましょう。
燃焼時間を把握しておくことで、予備の燃料の量なども予測して持って行けます。
特に注意が必要なのがCB缶です。
CB缶は100均で買えるものもあれば、メーカー品の物は500円以上のものまであります。
この値段の差はプロパンが入っていなかったり、成分が違います。
「火力」、「燃焼時間」に影響してくるのでメーカー純正のCB缶の使用をおすすめします。
【機能性】
基本的なスペック以外にも、便利な機能が搭載されているとより快適にキャンプ調理が楽しめます。
ツーバーナーに搭載していると便利な機能を紹介します。
- 風防…背面や側面の壁で風を遮断し、安定した火力を得る
- 風防取り外し…大きな鍋などを使用する際や、バーナーを囲んでみんなで調理や食事をする際に風防を取り外すことができる
- 点火装置…ボタンを押すだけですぐに着火できる
【サイズと重さ】
ツーバーナーは2口コンロなのでそれなりに場所をとります。
キャンプサイトでのレイアウトや車の車載スペース、自宅での保管場所、持ち運びやすさを考慮して最適な大きさを選ぶことがポイントです。
本体の使用時サイズや収納時サイズ、重量はしっかりチェックしておきましょう。
キャンプ用ツーバーナーのおすすめ【7選】
ここではキャンプ用ツーバーナーおすすめ7個を、
- 【CB缶タイプ】
- 【OD缶タイプ】
- 【ホワイトガソリンタイプ】
に分けて紹介していきます!
燃料タイプや火力などをチェックしながらお気に入りを見つけてみてくださいね。
CB缶タイプ
UNIFLAME|ツインバーナーUS-1900
燃料 | 火力 | 燃焼時間 | 使用時サイズ | 収納時サイズ | 重量 | 機能 | カラー |
---|---|---|---|---|---|---|---|
CB缶 | プレミアムガス: 約3,900kcal/h×2 レギュラーガス: 約3,000kcal/h×2 | (最大火力時) プレミアムガス: 約45分 レギュラーガス: 約55分 | 約54×32.5×29cm (ゴトク面) | 約54×32.5×11.5cm | 約3.9kg | 風防 風防取り外し 点火装置 | ー |
- スタイリッシュで洗練されたデザイン
- パワーブースター(加温器)搭載で液化ガスの気化を促進させ出力ダウンを防止
- Max3,900Kcal/hの高出力バーナー
SOTO|レギュレーター2バーナー GRID
燃料 | 火力 | 燃焼時間 | 使用時サイズ | 収納時サイズ | 重量 | 機能 | カラー |
---|---|---|---|---|---|---|---|
CB缶 | 2,500kcal/h | 約1.5時間 (ST-760 1本使用時) | (風防取り付け時) 47.3×25.2×14.5cm (風防不使用時) 46.8×25.1×11.6cm | 約 46.8×25.1×11.6cm | 約2.25kg | 風防 風防取り外し 点火装置 | ー |
- 薄型(ゴトクまで116mm)、テーブルトップタイプの2バーナー
- だんらんの中心に置いて使用できるので鍋料理などもしやすい
- マイクロレギュレーター搭載で低温時、連続使用時の火力低下を最小限に抑える
センゴクアラジン|ポータブル ガス カセットコンロ kama-do(ツーバーナー)
燃料 | 火力 | 燃焼時間 | 使用時サイズ | 収納時サイズ | 重量 | 機能 | カラー |
---|---|---|---|---|---|---|---|
CB缶 | バーナー右: 2500kcal バーナー左: 1800kcal | (最大火力時) バーナー右: 約70分 バーナー左: 約100分 | 約 53×41.2×35cm | 約 53×31.4×16.6cm | 約5.6kg | 風防 風防取り外し 点火装置 | 複数あり |
- かまどをイメージしたデザインとカラーバリエーションがおしゃれ
- 耐風性に優れたトルネードバーナー搭載で効率よく温める
- 左右で炎径が異なるため調理器具に合わせて使い分けることができる
Iwatani|カセットガステーブルトップBBQこんろ “フラットツイン・S”
燃料 | 火力 | 燃焼時間 | 使用時サイズ | 収納時サイズ | 重量 | 機能 | カラー |
---|---|---|---|---|---|---|---|
CB缶 | 2,800kcal/h×2 | 約70分 | 約 62.7×43.9×40.9cm | 約 62.7×41.9×15cm | 約6.9㎏ | 風防 風防取り外し 点火装置 | 複数あり |
- アウトドアだけでなく、風防を外して屋内でも2口こんろとして使用可能
- ヒートパネル搭載で最後まで火力を維持し、ガスを無駄なく消費する
- 別売りで料理のレパートリーが広がる鉄板、プレートの種類が豊富
OD缶
Coleman|パワーハウス(R)LP ツーバーナーストーブⅡ
燃料 | 火力 | 燃焼時間 | 使用時サイズ | 収納時サイズ | 重量 | 機能 | カラー |
---|---|---|---|---|---|---|---|
OD缶 | 約3,500kcal/h×2 | 約1.5~3時間 (470g缶使用時) | 約64×32.5×52cm | 約54×32.5×7cm | 約4.2kg | 風防 点火装置 | 複数あり |
- 最大火力約3,500kcal/h×2口のハイパワー火力
- バーナー本体の前面から燃料交換が可能で簡単
- ゴトクを外すのが簡単なので汚れてもすぐにふける
PRIMUS|キンジャ
燃料 | 火力 | 燃焼時間 | 使用時サイズ | 収納時サイズ | 重量 | 機能 | カラー |
---|---|---|---|---|---|---|---|
OD缶 | 2500kcal/h (500T ガス・バーナー一口使用時) | ガス消費量 207g/h | 約 47.5×37.3×29.5cm | 約 47.5×7.8×29.5cm | 約3.67kg | 風防 | ー |
- 燃料ホースを介した1つのガスカートリッジで2つの火口を使用することができ、無駄なく燃料を使うことが可能
- 取り外し可能なステンレスゴトクと受け皿でお手入れしやすい
- 洗練されたデザインのブラックカラーがかっこいい
ホワイトガソリン
Coleman|413Hパワーハウス(R)ツーバーナー
燃料 | 火力 | 燃焼時間 | 使用時サイズ | 収納時サイズ | 重量 | 機能 | カラー |
---|---|---|---|---|---|---|---|
ホワイトガソリン | メインバーナー: 約3,650kcal/h サブバーナー: 約2,750kcal/h | 約2~6時間 | 約67×46×44.8cm | 約56×35×16 cm | 約5.8kg | 風防 風防取り外し | ー |
- 低温時でも安定の高火力をキープ
- ランニングコストが安いホワイトガソリン燃料式
- メンテナンスをしっかりやることで一生モノのギアに
~番外編~ツーバーナー用スタンド
ツーバーナーを使用する際はスタンドやテーブルなどの置き場が必要になってきます。
キッチンスタンドを使うと1番便利そうですが、テーブルに置いたり、フィールドラックに置いたりと工夫次第ではお手持ちのギアで対応できることもあります。
自分に合ったスタイルで使用しましょう。
最後に:迷ったらこれ!
いかがでしたか?
厳選した7つだったのでどれも魅力的なものだったと思います。
それでも決めきれない方のために目的別に3つまで絞ります!
といったところでしょうか。
この3つは実際に使っている方が非常に多く、キャンプ場でもよく見ますね。
ツーバーナーがあるキャンプと、ツーバーナーがないキャンプでは快適さがまったく違います。
お気に入りのツーバーナーを持って快適なキャンプを楽しみましょう♪